『明治の松江と漢詩-明治初期の出雲漢詩壇-』登場。








…なぜ漢詩がこの時期にもてはやされたのか。西洋近代文化を十分に吸収しなかった世代が、自分たちにふさわしい文芸として選んだのである。幕末の知識人にとって漢学、漢詩文の教養は、いわば名刺代わりであった。知識人共通の文化の土台だったのである。…はじめに より

松江の詩人による漢詩紹介にとどまらず、明治初期の漢詩壇の状況、それを取り巻く人々についてまで解りやすくも深みある解説がなされる。松江の幕末文化、特に漢詩に興味がある方必読の一冊。











書名:山陰研究ブックレット4『明治の松江と漢詩-明治初期の出雲漢詩壇-』
著者:要木純一
発行:今井印刷株式会社
発売:今井出版
定価:926円(税抜)
ISBN:978-4-906794-77-5
2015年3月23日mon 


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